☆☆☆ 『負債論』 デヴィッド・グレーバー著 ☆☆☆
サッカー選手の本田圭佑さんがインスタグラム(ネット)で紹介してくれました

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新刊書籍 

 書影準備中! 2018年08月16日発売予定
フェティッシュとは何か
―その問いの系譜


ウィリアム・ピーツ 著
杉本 隆司 訳

四六判 上製カバー装 216頁
定価:本体2,700円+税
ISBN 978-4-7531-0347-8 C0010 

            ― フェティシズムはなくならないだろう ―
モノが信仰と欲望の対象となり、商品/貨幣となる――。西洋文明と「未開社会」の接触によって生まれた”フェティッシュ”と、その後、進化論的な宗教史観において、原始宗教として蔑まれた”フェティシズム”誕生の歴史を検証。フェティッシュとフェティシズムの起源から、価値創造の謎に迫る、記念碑的論文集、ついに邦訳!!

デヴィッド・グレーバー(『負債論』著者)絶賛!


売行き良好書 

2018年03月26日発売
ジュディス・バトラー
生と哲学を賭けた闘い


藤高 和輝 著

四六判 上製カバー装 352頁
定価:本体3,500円+税
ISBN 978-4-7531-0345-4 C0010 

      新進気鋭によるバトラー思想を理解するための最良の書!

  「哲学」の外部へと放擲された他者の存在。この個別的かつ社会的で政治的な「生」の問題をいかに、「哲学」の内部へと「翻訳」するのか。前世紀以上に「暴力」が横行する世界において、「非暴力の思想」を構想することはいかにして可能なのか。

  フェミニズム理論やゲイ&レズビアン・スタディーズ、社会学、人類学、精神分析など多様な学問分野を横断してきた、ジュディス・バトラーの難解とされるテクストを、本書は「生」と「哲学」の問題を軸に「共に取り乱しながら思考すること」への呼びかけとして、精緻に読み解いていく。 

売行き良好書 

  2018年02月16日発売
Lexicon 現代人類学

奥野克巳・石倉敏明 編

四六変形判 並製カバー装 224頁
定価:本体2,300円+税
ISBN 978-4-7531-0344-7 C0010 

             ― 新たな「人文学」を構想するために ―

  テロリズム、金融危機、気候変動にともなう環境破壊……、21世紀の最初の四半世紀において、人類は未だかつてない危機に直面している。それは次の問題系に大別されるだろう。
  地球温暖化などの環境破壊という未曾有の事態に直面し改めて再考される人間と自然の「存在」を巡る問い。
  もはやその全貌を人間のいずれもが知るよしもない複雑に絡み合った金融システムに基づく市場によって引き起こされた世界規模の貧富格差や、市場拡大とともに改めて前景化した国家と主権、負債と倫理を巡る問い。
  AIなどの進展とともに問題化してきたシンギュラリティや、生命・種のあり様を大きく改変するバイオテクノロジーを巡る問題系のなかから浮上してきた、科学技術をも含めた広義のアートの問題。
  このような「存在」「経済・政治」「芸術(アート)」といった大きなテーマ系において、時代の変化とともに新しい知の在り方が、今日求められている。 

 なかでも人類の文化や社会、それをとりまく環境世界との関係を探求し続けてきた「人類学」もまた、知の再編へ向けて変化を遂げつつある。
  本書は、哲学、政治学、心理学、言語学、霊長類学、考古学、精神分析、民俗学、環境人文学との対話を続けながら、21世紀の次の四半世紀に向けて新たな「人文学」を構想しようとする、現代人類学の思想と実践を追った、50項目の「読む」キーワード集である。


売行き良好書 

2017年12月11日発売
官僚制のユートピア
テクノロジー、構造的愚かさ、リベラリズムの鉄則


デヴィッド・グレーバー 著
酒井 隆史 訳

四六判 上製カバー装 388頁
定価:本体3,500円+税
ISBN 978-4-7531-0343-0 C0010 
―『負債論』で注目されているグレーバーによる鋭い現代社会の人類学的批評!―

 本書の分析対象は、「規制緩和」と総称される現代社会そのものである。翻訳のうえで「ルール」を官僚制としたのは、全く同じことは私企業ではマネージメントといわれており、その性格はかつての官僚制と全く同じことを意味しているためである。

官僚制についての短いサーヴェイに続いて、政府による経済介入の縮小政策は、むしろより多くの規制、官僚、警察官を生みだすという「リベラリズムの鉄則」が描かれる。そして自由な市場経済を維持するためには、ルイ14世風の絶対主義の数千倍のお役所仕事が必要になるという逆説が指摘される。

 この逆説のために〈自由〉や〈合理〉という基本的観念が揺らぎ、コラボだのグループワークだの自己点検、自己評価、創発性といった「クリエイティヴ」な売りに自ら演ずることを強要される。日常における自らの立ち位置が不明瞭となり、自己責任ばかりが強調される雰囲気が醸し出される。

本書は社会制度から自由などの基本的概念、日常の感情世界にいたるまで、不定期労働者が創生される土壌を人類学する基本図書である。


売行き良好書 
☆☆ おかげさまで重版しました ☆☆

  2017年09月15日発売
近代の〈物神事実〉崇拝について
―ならびに「聖像衝突」


ブリュノ・ラトゥール 著
荒金 直人 訳

四六判 上製カバー装 248頁
定価:本体2,600円+税
ISBN 978-4-7531-0342-3 C0010 

「事実」とは何か? 「物神」とは何か? そして、なぜ聖像/偶像は破壊されるのか? こうした認識の根本的なテーマをめぐって、本書の著者ブリュノ(ブルーノ)・ラトゥールは、「事実」と「物神」を区別する西洋近代の存在論をフェティシズムにまつわる概念を用いて、批判的に検討する。

そして、白人宣教師と黒人物神崇拝者の植民地状況下における歴史的な出会いや9.11の貿易センタービルの崩壊といった現代的な出来事を通じて、いかに近代人が「物神」とその「破壊」に囚われていたかを明らかにして、「憎悪と狂信の考古学」を描出する。

 ラトゥールの著作はすでに日本では紹介されているが、本書は難解とされるラトゥールの方法論が簡潔に展開されており、科学論や文化人類学という多面的な読者へのまとまった案内書でもある。

売行き良好書 
☆☆ おかげさまで重版しました ☆☆

2017年03月17日発売
触れることのモダニティ
ロレンス、スティーグリッツ、ベンヤミン、メルロ=ポンティ


高村 峰生 著

A5判 上製カバー装 320頁
定価:本体3,200円+税
ISBN 978-4-7531-0339-3 C0010  
           第9回表象文化論学会賞受賞!

プラトン、アリストテレス以来の西洋文明の伝統では、触覚はしばしば「最も下等な」感覚と捉えられ、知的なものや詩的なものと結び付いた「高貴な」感覚である視覚と対置されてきた。本書は、モダニズムの時代の芸術、文学、哲学の検討を通じ、20世紀前半における触覚の言説やイメージがこのような感覚の伝統的な階層区分に対して転覆的機能を持っていることを示す。そしてそのような転覆は、動物と人間、原始的なものと文明的なものなどの区分の揺らぎとも関わり、この時代の西洋的な価値体系の地殻変動にも連なっている。 

             ☆☆☆ 著者のウェブサイト ☆☆☆
                  是非ご覧ください!


売行き良好書
 
  2017年06月22日発売
「利己」と他者のはざまで
近代日本における社会進化思想


松本 三之介 著

四六判 上製カバー装 456頁
定価:本体3,700円+税
ISBN 978-4-7531-0341-6 C0010 
「進化」という言葉は今日誰しも日常的に使ういわば常識であるように、〈変化〉するということが当たり前になってしまっている。本書は明治時代に輸入され、当時今日の「進化」という言葉と同様に盛んに議論された「社会進化論」の議論を個々人の思想家に即して丹念に跡付ける。そこで展開される「進化」と「進歩」の違いや「自然権思想」など社会認識にとって避けることが出来ない概念の説明は、著者永年の思想史研究の成果である。

売行き良好書
 2017年02月01日発売
キャリバンと魔女
資本主義に抗する女性の身体


シルヴィア・フェデリーチ 著
小田原琳・後藤あゆみ 訳

四六判 上製カバー装 528頁
定価:本体4,600円+税
ISBN 978-4-7531-0337-9 C0010

 ☆☆☆ 刊行記念 特別冊子 ☆☆☆

               
                 「ジェンダーとは階級である」
              資本主義の起源は魔女狩りだった!?

16、17世紀の欧米を席巻した魔女狩りによって迫害・処刑された女性たちとその身体こそ、〈資本主義〉が恐れ、強制的に統治しなければならなかった存在であり、シェイクスピアの戯曲『嵐(テンペスト)』に登場するキャリバンこそ、資本主義が生んだ植民地支配への象徴的な抵抗者だった……。

「家事労働に賃金を!」のスローガンを掲げ、フェミニズム運動の中心的活動家のひとりであるシルヴィア・フェデリーチは膨大な歴史資料・民族誌の読解を通じて、マルクスの本源的蓄積、フーコーの身体論を批判的に検討。彼らが描ききれなかった魔女狩りから植民地支配、今日のグローバルな規模で実施されるIMF・世界銀行の構造調整プログラムによる搾取を、資本主義による女性への暴力と支配の歴史として、フェミニストの視点から書き換える意欲作。

売行き良好書 
☆☆ おかげ様で好評により重版しました! ☆☆ 
2016年11月22日発売
負債論
貨幣と暴力の5000年


デヴィッド・グレーバー 著
酒井隆史 監訳
高祖岩三郎・佐々木夏子 訳

A5判 上製カバー装 848頁
定価:本体6,000円+税
ISBN 978-4-7531-0334-8 C0036

ドキュメンタリー「欲望の経済史」第1回
2018年01月05日放送 NHK・BS
 

「週刊ダイヤモンド」新年合併号
2017年「ベスト経済書」ランキング 4位となりました

              『負債論』は21世紀の『資本論』か?

刊行とともに重厚な人文書としては異例の旋風を巻き起こした世界的ベストセラーがついに登場。現代人の首をしめあげる負債の秘密を。古今東西にわたる人文知の総結集を通して貨幣と暴力の5000年史の壮大な展望のもとに解き明かす。「経済」の意味を解体しつつ、資本主義と文明総体の危機を測定し、いまだ書かれざる未来の諸可能性に賭ける、21世紀の幕開けをしるす革命的書物。トマ・ピケティなど、欧米で絶賛!

人類にとって貨幣は、交換という利便性の反面、バブルなどの破局に向かう幻想の源泉でもある。人類史的な視座から、このような貨幣の本質からリーマン・ショックやギリシア・デフォルト問題などの国際的金融的危機を解明する壮大な構想を展開する。産業資本が衰退し、金融資本が質的、かつ量的に拡大する今日、現代資本主義を理解する上で必読の文献である。

【欧米の批評】
●トマ・ピケティ(経済学者)
『負債論』、愛しています(I Love Debt)。
●レベッカ・ソルニット(『災害ユートピア』著者)
グレーバーは、すばらしく深遠なまでに独創的な思想家である。
●『フィナンシャル・タイムズ』紙
新鮮・魅力的・挑発的、そしてとんでもないタイミングのよさ。
●『ニューヨーク・タイムズ』紙
われわれの経済の荒廃、モラルの荒廃の状態についての長大なフィールド報告。人類学の最良の伝統のなかで、債務上限、サブプライムモーゲージ、クレジット・デフォルト・スワップを、あたかも自己破壊的部族のエキゾチックな慣行のように扱っている。

 売行き良好書
  2016年06月23日発売
魂を統治する
私的な自己の形成


ニコラス・ローズ 著
堀内進之介・神代健彦 監訳

四六判 上製カバー装 512頁
定価:本体4,800円+税
ISBN 978-4-7531-0333-1 C0036 
20世紀の心理学的諸科学に代表される「ヒューマン・テクノロジー」は、 戦時下の軍隊と市民、工場や職場の労働者、子どもの発達と家族関係、心理療法の流行を通じ、統治可能な「心=魂」を持つ主体を形成してきた。「心的なもの」の科学がいかに主体形成を促し、その統治に寄与してきたかを暴く、統治と心理をめぐる現代社会の分析。  (帯より抜粋) 

                     宮台真司氏、推薦!
「ローズは言う、本当の『魂』などないと。『魂』は造られる。我々はこれを引き受けるほかない」

売行き良好書 
  2015年11月19日発売
具体性の哲学
ホワイトヘッドの知恵・生命・社会への思考


森 元斎 著

四六判 上製カバー装 320頁
定価:本体2,600円+税
ISBN 978-4-7531-0328-7 C0010  

             生命力溢れる具体的なものの哲学!

本書は、アインシュタインの相対性理論やベルグソンの生成という観点を抱合した〈抱握〉という概念を視座に、難解といわれ続けたホワイトヘッドの『過程と実在』を平易に解説した哲学書です。しかしその解読に終わることなく、ジル・ドゥルーズやドゥルーズとホワイトヘッドに触発されて議論を展開しているシャヴィロとハーマンなどの研究を踏まえながら、〈主体性〉と抱握、生成のテーマを通じ、現代の資本主義が、放射性物質が、有機水銀が私たちの生をむしばむとき、具体的な生の営みの何たるかを問う、若い世代による壮大で野性的な思索です。

          
私たちは資本主義に、放射能に、からだが蝕まれる中、具体的な生とは何かを問わざるをえない。本書はホワイトヘッド哲学を、その中心に響き渡る具体性という視座のもと読解したものだ。ゆっくりと、着実に、具体的なものを自らの手に!(著者より)

           売行き良好書 
  2015年06月18日発売
戦後日本の社会思想史
近代化と「市民社会」の変遷


小野寺 研太 著

四六判 上製カバー装 352頁
定価:本体3,400円+税
ISBN 978-4-7531-0326-3 C0010 
                 新進気鋭の書き下ろし!
     ― 自由な市民がどのように社会と折り合いをつけて生きるか? ―

本書は、戦後70年の歴史を〈市民社会〉という言葉をキーワードにして、「自由な市民が社会とどのように向き合おうとして来たか」というテーマをめぐる社会認識の歴史です。戦後日本の〈近代化〉をめぐる壮大な思想史として読むことが出来ます。

売行き良好書
  2015年05月11日発売
人民とはなにか?

著者・訳者は下記参照

四六判 上製カバー装 228頁
定価:本体2,400円+税
ISBN 978-4-7531-0325-6 C0010
著者:アラン・バディウ/ピエール・ブルデュー/ジュディス・バトラー
    ジョルジュ・ディディ=ユベルマン/サドリ・キアリ/ジャック・ランシエール
訳者:市川 崇 (いちかわ たかし)

既刊関連書:『生のあやうさ』『民主主義は、いま?』『火によって』
  ………………………………………………………………………………………
「シャルリー・エブド」事件や〈イスラム国〉などの国際テロリズムは、湾岸戦争以来のアメリカの拡張的な世界戦略の結果によることが次第にはっきりしてきました。この新自由主義的グローバリズムは、世界大の貧富の格差を拡大する不安定要因であります。本書は、こうした世界戦略に抗する革新的主体としての「人民」概念を洗い直し、その再興を促す、世界的に著名な6名の思想家による論集です。

売行き良好書 
   2014年02月19日発売
日本を再発明する
時間、空間、ネーション


テッサ・モーリス=スズキ 著
伊藤 茂 訳

四六判 上製カバー装 308頁
定価:本体2.800円+税
ISBN 978-4-7531-0319-5 C0010
グローバル時代の日本研究の基本図書!

『辺境から眺める』で新鮮な日本論を展開して
日本の論壇にデビューした著者の理論的背景の展開。
自明視された均質な日本像を覆し、
複数の伝統が時間と空間の中で織り直され
境界線を越えていく姿を展望する。
国境を越え変化しつづける未来へ。

☆☆☆ 好評により重版しました! ☆☆☆

                  売行き良好書
  2014年10月10日発売
新装版 初期ギリシア哲学

ジョン・バーネット 著
西川 亮 著

A5判 上製カバー装 576頁
定価:本体7,000円+税
ISBN 978-4-7531-0321-8 C0030 
    ― ギリシア哲学の初発の問いを若々しい学識で受け止めた書 ― 
 
 
本書はソクラテス以前のギリシア哲学草創の哲学者たちの研究書です。伝承記録を駆使して各哲学者の年代を決定し、断片の訳出と解釈によって、各哲学者の思想の本質と背景を文献学的に論考した、前スクラテス期の哲学研究における不朽の名著の完訳です。

※新装版の刊行に当り、神崎繁「ギリシア哲学の旅立ちへの初々しい道案内」を
  付す。
 

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