1985年04月15日発売

コプルストン
ヘーゲル以後の哲学

小坂 国継 訳

A5判箱入り 上製カバー装 278頁
定価:本体2,900円+税
ISBN 4-7531-0117-7 C0010 
※箱は多少汚れあり。(中身は綺麗です)
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前書『ドイツ観念論の哲学』につづいて、ヘーゲル以後、現代の実存哲学に至る哲学の流れを、ショーペンハウアー、マルクス、キルケゴール、ニーチェを中心に詳述した名著。
【目次】
第一章 初期の反対者および批判者たち
 1 フリースとその弟子たち
 2 ヘルバルトの実在論
 3 ベネケと基礎科学としての心理学
 4 ボルツァーノの論理学
 5 ヘーゲルの批判者としてのヴァイゼとI・H・フィヒテ

第二章 ショーペンハウアー(1)
 1 生涯と著作
 2 ショーペンハウアーの博士論文
 3 表象としての世界
 4 概念の生物学的機能と形而上学の可能性
 5 生への意志の顕現としての世界
 6 形而上学的ペシミズム
 7 若干の批判的注解

第三章 ショーペンハウアー(2)
 1 意志への従属からの一時的救済としての芸術的観照
 2 個々の芸術
 3 徳と否定:解脱への道
 4 ショーペンハウアーと形而上学的観念論
 5 ショーペンハウアーの一般的影響
 6 ショーペンハウアーの哲学の発展としてのエドゥアルト・フォン・ハルトマンについて
   の評釈

第四章 観念論の転換(1)
 1 序言
 2 フォイエルバッハと神学の人間学への転換
 3 ヘーゲルの歴史的態度に対するルーゲの批判
 4 シュティルナーの自我の哲学

第五章 観念論の転換(2)
 1 序言
 2 マルクスとエンゲルスの生涯と著作ならびに彼らの思想の発展
 3 唯物論
 4 弁証法的唯物論
 5 唯物論的歴史概念
 6 マルクスとエンゲルスの思想についての注解

第六章 キルケゴール
 1 序言
 2 生涯と著作
 3 個人と大衆
 4 諸段階の弁証法と主体性としての真理
 5 実存の観念
 6 不安の観念
 7 キルケゴールの影響

第七章 非―弁証法的唯物論
 1 序言
 2 唯物論的動向の最初の局面
 3 ランゲの唯物論批判
 4 ヘッケルの一元論
 5 オストヴァルトのエネルゲーティク
 6 唯物論と観念論との対立を克服する試みとして考えられた経験批判論

第八章 新カント学派の動向
 1 序言
 2 マールブルグ学派
 3 バーデン学派
 4 プラグマティックな傾向
 5 E・カッシーラー:結語
 6 ディルタイに関する若干の注解

第九章 形而上学の復活
 1 帰納的形而上学についての所見
 2 フェヒナーの帰納的形而上学
 3 ロッツェの目的論的観念論
 4 ヴントと、科学と哲学との関係
 5 ドリーシュの生気論
 6 オイケンの活動主義
 7 過去の充用:トレンデレンブルクとギリシア思想:トミズムの復活

第十章 ニーチェ(1)
 1 生涯と著作
 2 「仮面」としてのニーチェの思想の局面
 3 ニーチェの初期の著作と、同時代の文化の批判
 4 道徳の批判
 5 無神論とその帰結

第十一章 ニーチェ(2)
 1 権力への意志の仮説
 2 認識において表示された権力への意志:ニーチェの真理観
 3 自然と人間における権力への意志
 4 超人と位階の秩序
 5 永劫回帰の理論
 6 ニーチェの哲学についての注解

第十二章 回顧と展望
 1 一九世紀のドイツ哲学から生ずる若干の問題
 2 実証主義者の解答
 3 実存の哲学
 4 現象学の成立:ブレンターノ、フッサール、現象学的分析の広汎な使用
 5 存在論への還帰:N・ハルトマン
 6 存在の形而上学:ハイデッガー、トミストたち
 7 結語

原注
訳者あとがき
索引


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