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  2005年10月28日発売

新世界秩序批判
帝国とマルチチュードをめぐる対話

トマス・アトゥツェルト・ヨスト・ミュラー 編
島村 賢一 訳

四六判 上製カバー装 200頁
定価:本体2,200円+税
ISBN 4-7531-0244-0 C0010 
 ※帯なしの美本はございます。  
        『マルチチュード』を先取る、ヨーロッパ知識人による
             ネグリ=ハートへの応答論集!

本書はネグリ&ハート『〈帝国〉』をめぐるヨーロッパ知識人の発言集です。『〈帝国〉』は、冷戦終焉後の世界で声高に叫ばれた新世界秩序(その現実的な帰結は新自由主義という暴力的な市場原理主義)のオルタナティヴとして多大な役割を果たしました。『〈帝国〉』の続編の『マルチチュード』の日本語版が刊行されるのを機会に、『〈帝国〉』との関連を探るうえで必読の書です。

【編者紹介】
●ヨスト・ミュラー (Jost Muller)
文学者、政治学者、Subtropen(亜熱帯)の編集者、現在、ウィーン大学とフランクフルト大学で教鞭をとる。著書にSozialismus,Hamburg:Rotbuch 2000 (『社会主義』)。
●トマス・アトゥツェルト (Thomas Atzert)
翻訳家、雑誌 Subtropen (亜熱帯)の編集者。ネグリ、ラッツラート、ヴィルノとの共著Umherschweifende Produzenten.Immaterielle Arbeit und Subvertion,Berlin:ID Verlag 1998の編著。

【訳者紹介】
島村 賢一 (しまむら けんいち)
1959年生まれ。東京外国語大学卒業。東京都立大学院社会科学研究科修士課程修了。同大学院同学科博士課程中退。ドイツ・ビーレフェルト大学社会学部研究助手、国際技能振興財団主席研究員。現在、LEC(東京リーガルマインド)大学・世田谷区老人大学専任講師、放送大学・東邦大学非常勤講師。
翻訳に、ヨハネス・ヴァイス「歴史社会学の諸問題とパースペクティヴ」(山本鎮雄共訳、鈴木・山本・茨木編『歴史社会学とマックスヴェーバー(上)』、理想社、2003年所収)訳書にウルリッヒ・ベック『世界リスク社会論』平凡社、2003年など。

【目次】
第一部 帝国、世界システムと資本の国際化
 帝国の発展路線――世界システムの転換……ジョヴァンニ・アリギ
 新しい世界秩序――国家の国際化……ヨアヒム・ヒルシュ
 帝国とマルチチュードの構成的権力――アントニオ・ネグリへのインタヴュー
                       ……トマス・アトゥツェルト/ヨスト・ミュラー

第二部 帝国における階級闘争とマルチチュード
 農民世界の薄明――帝国における階級分析のために……マイケル・ハート
 国家に抗する社会――クラストル、ドゥルーズ、ガタリ、フーコーについての覚書
                       ……ジュディト・ルヴェル
 マルチチュードの存在論的規定……アントニオ・ネグリ
 マルチチュードの逃亡線――ジェノバとニューヨーク以後の短い電子メモ
                       ……アンヌ・ケリアン

編者あとがき
訳者解説
訳者あとがき
 

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