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  2005年11月15日発売

以文叢書 I
観察者の系譜
視覚空間の変容とモダニティ

ジョナサン・クレーリー 著
遠藤 知巳 訳

四六判 上製カバー装 312頁
定価:本体3,200円+税
ISBN 4-7531-0245-9 C0010 
      長らく絶版になっていた歴史的名著が、いまここに蘇る!

視覚の近代の成立に決定的な役割を果たした〈観察者の誕生〉。本書はこの誕生の諸相をさまざまな視覚器具、絵画、人間諸科学の大胆かつ繊細な分析をとおして明らかにします。この観察者の問題は、身体が社会的、リピドー的、テクノロジー的な装置の一要素にどのように組み込まれようとしているかという、視覚文化の根本に迫る記念碑的名著です。

【著者紹介】
ジョナサン・クレーリー (Jonathan Crary)
米国コネティカット州ニュー・ヘイヴン生まれ。1975年コロンビア大学卒業後、1987年に同大学で博士号取得。現在、コロンビア大学教授であり、プリンストン大学建築学科客員教授も勤める。
「ゾーン・ブックス」(1986-92)創設時以来の基幹編集委員であり、また論文も多いが、単行本としては本書の他にサンフォード・クインターとの共編著Incorporation(1992)、およびSuspensions of Perception、1999(岡田温司監訳『知覚の宙吊り』平凡社、2005)がある。

【訳者紹介】
遠藤 知巳 (えんどう ともみ)
1965年大阪府生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、日本女子大学人間社会学部助教授。専攻は近代社会論・言説分析。
主要論文に「〈顔〉の上に書く:デュシェンヌ・ド・ブローニュの電気生理学」(『思想』861号)、「『言説』の経験論的起源」(『思想』912-913号)、「顔の写真/写真の顔:〈無表情〉の系譜」(内田隆三編『イメージのなかの社会』東京大学出版会所収)など。

【目次】
第一章 近代と観察者の問題
第二章 カメラ・オブスキュラとその主体
第三章 主観的視覚と五感の分離
第四章 観察者の技法
第五章 視覚的=幻視的抽象化
原注
訳注
訳者あとがき
新装版あとがき
索引 
 

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