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2012年11月22日発売

フロイトの情熱
精神分析運動と芸術

比嘉 徹徳 著

四六判 上製カバー装 264頁
定価:本体2,600円+税
ISBN 978-4-7531-0307-2 C0010
精神分析、そして精神分析家。
100年前、フロイトの「輝かしい孤立」から生まれ、
「それまで世界に存在しなかった」学問と職業。
「その一身において精神分析」であったフロイトの闘い、
その紆余曲折のすべて。

精神分析の初期衝動、そして芸術の〈真理〉とはなにか?

☆ 書評 ☆ 「図書新聞」2013年04月06日(土) 新宮一成氏 評

【著者紹介】
比嘉 徹徳 (ひが てつのり)
一橋大学大学院言語社会研究科特別研究員。専攻:精神分析、思想史。
1973年沖縄県那覇市生まれ。法政大学社会学部卒業。一橋大学大学院言語社会研究科博士課程修了。博士(学術)。
共著に『政治経済学の政治哲学的復権』(法政大学出版局、2011年)。
訳書にC.ドゥズィーナス、S.ジジェク編著『共産主義の理念』(共訳、水声社、2012年)など。 

【目次】

情熱の理路
「フロイトの体験」の反復としての精神分析

第一章 運動主体の構築
精神分析運動の原光景
権威の伝達
フロイトの自己分析
権威の寓話
ゲリラ戦
フロイトの大義

第二章 精神分析の制度化とその不可能性
転移に価値づけ
職業としての精神分析
制度化の不可能性

第三章 オイディパプスと夢の舞台
無媒介的表象のアポリア―『悲劇悲の誕生』という模範
願望充足の位階秩序(ヒエラルキー)
夢作業と喩
「夢作業は考えない」
仮託と摸倣―遊びとしての願望充足
オイディプスの欲動

第四章 成功したパラノイア
フロイトのシュレーバー奨励解釈
パラノイアとオリジナリティの不安
パラノイアの嫌疑
「分析的素質」―細部から非一貫性へ
写真のパラダイム?

第五章 「歴史小説」における真理
「歴史小説」
「モーセという男、歴史小説」
「歴史的真理」の構成
ネットワーク
欲動断念の陶酔

補遺
あとがき
参考文献
 

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