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  2013年07月24日発売

撮影術
映画キャメラマン大津幸四郎の全仕事

大津 幸四郎 著

A5判 上製カバー装 288頁
定価:本体3,400円+税
ISBN 978-4-7531-0316-4 C0074
   「映画」と「運動」、戦後日本のすべてがここに!

        戦後ドキュメンタリーの「眼」を担った名キャメラマンは、
             事件の現場で何をどう撮ったのか?

水俣とは、三里塚とは、学生運動とは、沖縄とは、原爆原発とは何だったのか?


学生反乱、三里塚、水俣から原発まで、戦後社会運動の現場や世界各地へ赴き、日本ドキュメンタリーの「眼」を担ってきた著者が、その全軌跡を振り返りつつ自作を詳細に分析。独立で映画を志す者に「人間の撮り方」を指南する。 

☆ 書評 ☆ 〔週間読書人〕2013年10月11日(金) イトウソノミ氏 評 

【著者紹介】
大津 幸四郎 (おおつ こうしろう)
1934年静岡県生まれ。1958年静岡大学文理学部法経学科を卒業後、岩波映画製作所に入社。5年間撮影助手として努め退社。以後、フリーランスのキャメラマンとして独立、劇映画からCFまであらゆる撮影をこなしつつ、『圧殺の森 高崎経済大学闘争の記録』や成田国際空港反対闘争「三里塚」の小川紳介、「水俣」の土本典昭、彼らの衣鉢を継いだ佐藤真、TVプロデューサーの牛山純一ら日本ドキュメンタリーの旗頭と共闘。広島、長崎、沖縄、三池から原発まで、戦後社会運動のほとんどすべての現場に赴き、また中国、韓国、パレスチナ、東ドイツなどの貴重な時代をキャメラに納める。現在、三里塚で農業を続けるかつての闘士たちを四十余年ぶりに訪ねて長編ドキュメンタリー『三里塚』(仮題)を撮影中。 

【目次】
■大津幸四郎の軌跡 岩波映画からビデオ撮影まで(1958-2001)
  大津幸四郎 X 加藤孝信
●大津幸四郎の映画史1 修業時代
■対極のドキュメンタリー 小川紳介と土本典昭(1967-1969)
  『圧殺の森』『パルチザン前史』大津幸四郎 X 筒井武文
●大津幸四郎の映画史2 三里塚から水俣へ
■患者さんとヒバクシャ 水俣から福島へ(1969-1971)
  『パルチザン前史』『水俣 患者さんとその世界』大津幸四郎 X 鎌仲ひとみ
●大津幸四郎の映画史3 水俣での闘い 前篇
■語られないものがうかびあがるとき 生活のなかの水俣病(1975)
  『医学としての水俣病』三部作 X 鈴木一誌 X 舩橋淳
■キャメラと身体 島を撮る、闘争を撮る(1975)
  『不知火海』大津幸四郎 X 丸谷肇
●大津幸四郎の映画史4 水俣での闘い 後篇
■現場で進歩するキャメラ テレビ・ドキュメンタリーからガン克服まで(1976-2005)
  『ふれあうまち』『三池 終わらない炭鉱の物語』大津幸四郎 X 熊谷博子
●大津幸四郎の映画史5 テレビ・ドキュメンタリー 前篇
■「核」を撮る 広島、長崎から原発まで(1982-1985)
  『幻の全原爆フィルム 日本人の手へ!!』『かよこ桜の咲く日』大津幸四郎
■まともに映像化したらつまらない 劇映画を撮る(1983-1989)
  『泪橋』『出張』大津幸四郎 X 沖島勲
●大津幸四郎の映画史6 テレビ・ドキュメンタリー 後篇
■船に乗り人を撮る ジャン・ユンカーマンとの仕事(1990-2005)
  『チョムスキー9.11』『映画 日本国憲法』大津幸四郎 X ジャン・ユンカーマン
■舞踏が生まれて死んでいくまで 大野一雄を撮る(1991-2005)
  『魂の風景』『大野一雄 ひとりごとのように』大津 X 大野慶人 X 平野克己
■島を撮る ロシアの監督たちとともに(1993-2000)
  『アイランズ島々』『ドルチェ 優しく』大津幸四郎 X 吉増剛造 X 石坂健治
●大津幸四郎の映画史7 南の島、北の海
■障害をもつ人たちとともに 佐藤真との仕事(1998-2001)
  『まひるのほし』『花子』大津幸四郎 X 代島治彦
●大津幸四郎の映画史8 絵画への思い
■キャメラには撮れないものがある 人間との距離をめぐって(2008)
  『フェンス』大津幸四郎 X 藤原敏史 X 葛生賢 
 


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