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 2014年12月17日発売

わが心のチェーホフ

佐藤 清郎 著

四六判 上製カバー装  224頁
定価:本体2,400円+税
ISBN 978-4-7531-0322-5 C0097
チェーホフは、「最も平凡な日常生活」を描いて、人間の、この世の真実に迫った作家です。彼が求めた公正、真実、自由、美(清さと言うべきか)は、時代がどう変わっても、人間が人間らしくありつづけるかぎり、人間の目標であることを失わないはずです。名著『チェーホフの生涯』から半世紀、94歳の著者が書き溜めたエッセイ風のチェーホフ論です。

☆ 書評 ☆ 「ロシア文化研究」第23号 安達紀子氏評
☆ 書評 ☆ 「毎日新聞・朝刊」2015年03月22日(日) 評
☆ 記事 ☆ 〔出版ニュース〕2015年02月中旬号 Book Guide
 

【著者紹介】
佐藤 清郎 (さとう せいろう)
1920年生まれ。 哈爾(ハルビン)学院、大同学院卒。大阪大学教授、早稲田大学客員教授などを歴任。
主著:『チェーホフの生涯』(筑摩書房、1966年)
    『若きゴーリキー』(筑摩書房、1968年)
    『チェーホフの文学』(筑摩書房、1972年)
    『ツルゲーネフの生涯』(筑摩書房、1977年)
    『チェーホフ芸術の世界』(筑摩書房、1980年)
    『チェーホフ劇の世界』(筑摩書房、1980年)
    『チェーホフへの旅』(筑摩書房、1987年)
    『孤愁の文人』(ブーニン)(岩波ブックセンター、1990年)
    『観る者と求める者』(武蔵野書房、1993年)
    『二葉亭四迷研究』(有精堂、1994年)
    『トルストイ 心の旅路』(春秋社、2001年)

【目次】
チェーホフの孤独
チェホンテからチェーホフへ
チェーホフの醒めた眼
「退屈な話」という題名訳
『賭け』の広がり ――生き方の選択――
チェーホフとストア哲学 ――『六号室』の世界――
「幸福なんてない」(『手帖』)
『黒衣の僧』 ――チェーホフとドストエフスキー――
チェーホフと『伝道の書』
『三人姉妹』のテーマ ――チェーホフの本音――
「どっちだって同じさ」 ――加藤周一の観劇評――
『桜の園』の時代性と永遠性
再び『桜の園』について ――カターエフ説再考――
「自然法爾」(親鸞)と「自然法則」(チェーホフ)
横顔のチェーホフ
チェーホフ・その死

チェーホフ小伝 ――生涯とその時代――
チェーホフと神西清

あとがき 
 
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