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 2018年03月26日発売

ジュディス・バトラー
生と哲学を賭けた闘い

藤高 和輝 著

四六判 上製カバー装  352頁
定価:本体3,500円+税
ISBN 978-4-7531-0345-4 C0010
      新進気鋭によるバトラー思想を理解するための最良の書!

  「哲学」の外部へと放擲された他者の存在。この個別的かつ社会的で政治的な「生」の問題をいかに、「哲学」の内部へと「翻訳」するのか。前世紀以上に「暴力」が横行する世界において、「非暴力の思想」を構想することはいかにして可能なのか。
  フェミニズム理論やゲイ&レズビアン・スタディーズ、社会学、人類学、精神分析など多様な学問分野を横断してきた、ジュディス・バトラーの難解とされるテクストを、本書は「生」と「哲学」の問題を軸に「共に取り乱しながら思考すること」への呼びかけとして、精緻に読み解いていく。

☆ ブログ記事 ☆ 〔ウラゲツ☆ブログ〕2018年03月
☆ 記事 ☆ 「出版ニュース」2018年06月上旬号 Book Guide

【著者紹介】

藤高 和輝 (ふじたか かずき)

1986年大阪府生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。現在、大阪大学等非常勤講師。

共著書:『子どもと教育の未来を考えるII』(北樹出版)。
論文:「アイデンティティを引き受ける  バトラーとクィア/アイデンティティ・ポリティク
    ス 」(『臨床哲学』16号)、「排除・弁証法的反転・増殖  ジュディス・バトラーにお
    ける法の生産的メカニズムと抵抗戦略」(『論叢クィア』6号)、「実存とトラブルサ
    ルトルの読者としてのバトラー」(『社会思想史学会年報』40号)など。


【目次】

序論 生と哲学を賭けた闘い

第T部 哲学

第一章 コナトゥスの問い――バトラーと地下室のスピノザ

第二章 欲望と承認――『欲望の主体』を読む(1)

第三章 欲望の主体と「身体のパラドックス」――『欲望の主体』を読む(2)

第U部 『ジェンダー・トラブル』へ

第四章 現象学からフーコーへ――80年代バトラーの身体/ジェンダー論

第五章 『ジェンダー・トラブル』とアイデンティティの問い

第V部 パフォーマティヴィティ

第六章 ジェンダー・パフォーマティヴィティ――その発生現場へ

第七章 身体の問題、あるいは問題としての身体

第八章 メランコリー、そして生存の問いへ

第W部 社会存在論とエチカ

第九章 バトラーの社会存在論

第一〇章 バトラーのエチカ

結論に代えて 共にとり乱しながら思考すること

注釈

参考文献

あとがき 

 
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