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 2018年11月20日発売予定

カントとその先行者たちの哲学
西洋近代哲学とその形成および関連論考

鈴木 文孝 著

四六判 上製カバー装  276頁
定価:本体2,700円+税
ISBN 978-4-7531-0349-2 C3010
ガリレオ、デカルト、カントの〈哲学すること〉の営為を辿り、精緻な分析を重ねる本書は、西洋近代哲学史を理解するための貴重な手がかりを与えてくれるだろう。著者が自選した哲学・倫理学の作品集。

【著者紹介】

鈴木 文孝(すずき ふみたか)

1940年静岡県に生まれる。1963年、東京教育大学文学部卒業。1970年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程を学科課程修了にて満期退学。2004年、愛知教育大学教育学部を定年により退職。現在、愛知教育大学名誉教授、文学博士(筑波大学)。

著書

 『カント研究―批判哲学の倫理学的構図』(以文社、1985年)

 『カント批判―場の倫理学への道』(以文社、1987年)

 『倫理の探究』(以文社、1988年)

 『共同態の倫理学―カント哲学及び日本思想の研究』(以文社、1989年)

 『近世武士道論』(以文社、1991年)

 『若き荷風の文学と思想』(以文社、1995年)

 『カントとともに―カント研究の総仕上げ』(以文社、2009年)

 『永井荷風の批判的審美主義―特に艶情小説を巡って』(以文社、2010年)

 『諦めの哲学』(以文社、2011年)

 『西洋近代哲学とその形成』(以文社、2013年)

 『カントの批判哲学と自我論』(以文社、2015年)

 『カント研究の締めくくり』(以文社、2016年)

 『増補 カント研究の締めくくり』(以文社、2016年)

 『改訂版 諦めの哲学』(以文社、2016年)

翻訳

 マックス・シェーラー『超越論的方法と心理学的方法―哲学的方法論の根本的
 論究』(『シェーラー著作集』14所収、白水社、1976年) 

【目次】

はじめに

凡例

   第一編 西洋近代哲学とその形成
第一章 「哲学する」ということ
第二章 ガリレオの自然哲学と西洋近代哲学の形成
  第一節 ガリレオの自然哲学
  第二節 ガリレオの合理的思考を巡って
  第三節 ガリレオによる世界像の変革・世界観の革命
  第四節 ガリレオと宇宙体系論
  第五節 ガリレオの潮汐論とケプラーの潮汐論
  注
第三章 デカルトの宇宙論における近代哲学の成立
  第一節 デカルトと地動説
  第二節 デカルトの円環運動論
  第三節 デカルトの円環運動論についてのコメント
  第四節 デカルトの宇宙論の哲学史的意義
  注
第四章 デカルトの自我論
  第一節 自我命題「我思惟す。ゆえに我在り」の定式化を巡って
  第二節 『ビュルマンとの対話』に即して
  第三節 思惟実体の概念を巡って
  第四節 カント解釈との関連において
  注
第五章 カントの自我論
  第一節 自我の個別性について
  第二節 自我の個体性について
  第三節 西洋近代哲学の形成とカントの自我論
  注
  付記
   第二編 カント哲学研究論考抄
第一章 共同態の倫理学
  一 格率倫理学と共同態の倫理学
  二 共同態理論
  三 「人格」・「人格性」・「人間性」
  四 自然的世界の存在機制
  五 諸人格の共同態
  結び
  注
第二章 コペルニクス的転回
  第一節 認識論におけるコペルニクス的転回
  第二節 デカルトの自我論からカントの自我論へのパラダイムシフト
  注
  結び
補遺

 
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