Contentsを更新しました。今回は、『民主主義の非西洋起源について』の刊行記念第2弾として、コロナ禍に関するD・グレーバーの発言をまとめた、片岡大右さんによる署名記事「「魔神は瓶に戻せない」──デヴィッド・グレーバー、コロナ禍を語る」となります。
片岡さんには本書(『民主主義の非西洋起源…』)の翻訳時からすでに英語と仏語を相互に参照しながらの訳出作業(前回の記事「〈黄色いベスト〉運動」もそうでした)をお願いしてきたわけですが、今回は独語のグレーバーの記事を(発見していただいた上に、短期間で)翻訳までしていただくこととなりました。本当に感謝をしてもしきれない思いでおりますが、コロナ禍についてのグレーバーの意見を(おそらく世界で最も早く)求めたのが、ドイツの比較的大きなメディア2社だったというのは少し意外で面白いですね(とはいえ『負債論』刊行直後のグレーバーのドイツ訪問が大変な熱狂に包まれた、という話は『負債論』日本語版の「訳者あとがき」に詳しいわけですが)。
片岡さん、この度も本当にありがとうございました。